「熟年の 熱意失わず過疎に生き 香りもすがし 山村の柚子 純平」
中国揚子江上流に原産し、中国に広く分布し、わが国には奈良時代前後に渡来したと伝えられている。古くからの知恵が古来の日本料理に生かされてきた。
利用の歴史は、本朝食鑑に「柚実 液多く汁をしぼり酸に代ふ」とあるように、酸の代表に使用されてきた。古来、冬至にゆず湯に入り、
柚子みそを食べる習わしがある。食酢として香りがよいので、ジャムやケーキ、菓子類にも広く利用されている。
発ガン性物質ニトロソジメチルアミン生成を抑える効果がかんきつ類の精油に含まれているが、特にゆずには強い効果があるとの報告があり、
機能性の高いことが報告されている。またヨーロッパではアロマセラピーの効果も報告されているように柚は万能選手だ。徳島、高知が主産地だが、
各県には少なからず栽培されている。11月中下旬に着色するが、調理用には緑果を利用。和歌山県では山村の活性化の商材として大いに気を吐いている。
果実は100〜130gで果汁は柔軟多汁で多酸。
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