| 解 説 |
ねばり勝ちは温暖地東部を中心とした地域の栽培に適する低アミロース品種である。アミロース含量が9〜10%台で一般の粳品種より低く、玄米は白濁する。粘りが強く食味が良い。 |
| 来歴・特性 |
来 歴:アキニシキ × 探系1915、平成9年品種登録。
特 性:低アミロース米、関東で日本晴級の成熟期、稈長はコシヒカリと同程度で耐倒伏性やや弱。 |
表1 ねばり勝ちの特性(キリンビール植物開発研究所/栃木県喜連川町、平成5年〜7年の平均値)
| 品種名 |
出穂期
(月日) |
成熟期
(月日) |
稈 長
(cm) |
穂 長
(cm) |
穂 数
(本/m2) |
収 量
(kg/a) |
千粒重
(g) |
アミロース
含量(%) |
ねばり勝ち
コシヒカリ |
8.19
8.08 |
10.06
9.24 |
98.7
96.6 |
21.2
18.5 |
328
365 |
64.3
69.5 |
23.2
20.5 |
9.3
18.8 |
| 栽培上の留意点 |
やや稈が太いものの、成熟期には倒伏する事もあることから、多肥栽培は避ける。
登熟気温の高い地域での栽培では、アミロース含量がさらに低下する可能性がある。 |
| 加工上の留意点 |
米飯米は光沢が良く、粘りが強い。飯米は軟らかく、炊飯時の加水量は米と同量でよい。 |
| 加工評価例 |
・冷えても硬くならず、持ち帰り弁当や冷凍米飯・おにぎり・おこわ・赤飯等の加工米飯の業務用米や米菓等の加工原料に向く。
・混米利用で米の粘りが増し、食味が向上する。 |
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